Project V エコシステム · Xray / V2Fly デュアルコア

V2Ray Mac クライアント v2rayN のダウンロードと設定ガイド

3つの V2Ray GUI クライアントのダウンロード入口とインストール・設定ガイド:Windows・macOS・Android・Linux の4プラットフォームそれぞれに手順を用意し、サブスクリプションの読み込み、ルーティング分割、ログの切り分けまでステップごとの説明と設定例を掲載しています。

対応プラットフォーム
Core Features

v2rayN と v2rayNG の主な機能

サブスクリプション管理、ルーティング分割、コアの選択、ログ診断は、日常的に最もよく触れる4つの設定です。以下では設定例ごとに順を追って説明します。

サブスクリプション → サブスクリプションを追加
  アドレス     https://example.com/api/v1/client/subscribe?token=xxxx
  メモ       サンプルサブスクリプション
  更新間隔   1440 分
  自動更新   オン

サブスクリプションリンクはノード設定の配布手段です。クライアントは設定した間隔でノード一覧を取得し、ローカルにはリンク自体だけを保存します。ノードの追加・削除は配布側がサーバー上で行います。v2rayN は複数のサブスクリプションを追加でき、それぞれに更新間隔を設定できます。自動更新をオフにして手動更新に切り替えることも可能です。v2rayNG のサブスクリプション入口はサイドバーにあり、読み込み後は長押しで名前を変更できます。読み込みに失敗する原因は大きく3つです。リンク自体が無効になっている、取得時にネットワークが通らない、返ってくる内容が標準的なノード一覧ではない。切り分けでは、まずブラウザでリンクを開いて応答があるか確認し、次にクライアントの更新ログで具体的なエラーを確認します。

Ecosystem

オープンソースエコシステムとコアファミリー

3つのクライアントはいずれも Project V のオープンソースプロトコル体系の上に成り立っています。コアとクライアントの関係を理解しておくと、バージョ選 びや設定の読み解きがしやすくなります。

Project V エコシステムの成り立ち

Project V はオープンソースのネットワークプロキシツール群の総称で、当初は v2ray-core コアとその設定プロトコルを指していました。2020年前後、コミュニティはメンテナンスの進め方をめぐって意見が分かれます。一方のチームは V2Fly の名で v2ray-core の保守を続け、もう一方のチームは同じプロトコル体系の上で転送層を書き直し、Xray-core が生まれました。現在「V2Ray クライアント」と呼ばれているものは、実際にはこの2つのコアの GUI フロントエンドです。クライアントが画面、サブスクリプション管理、ルーティング設定を担い、コアが接続の確立、暗号化、転送を処理します。

V2Fly と Xray の役割分担

V2Fly と Xray は VMess、VLESS、Trojan などのプロトコル基盤を共有しており、設定ファイルのフィールド名や構造もほぼ同じで、同じ設定をたいていは両コア間で移行できます。違いは進化の方向性です。Xray は転送性能と新しいプロトコル機能を重視し、REALITY や XTLS Vision といった方式はいずれも Xray で先に実装されました。V2Fly は安定性を重視し、旧バージョンの設定との互換性をより保守的に保ちます。v2rayN と v2rayNG は既定で Xray コアを使い、コア切り替えの入口も用意しているので、比較検証がしやすくなっています。

オープンソースライセンスとコミュニティ運用

3つのクライアントはいずれもオープンソースライセンスで公開され、ソースコードは誰でも確認でき、利用や配布に費用はかかりません。v2rayN と v2rayNG は GPL-3.0、V2Fly コアは MIT、Xray コアは MPL-2.0 を採用しており、いずれも著作権表示を保持したうえでの自由な再配布を認めています。日々の保守はコミュニティが担っており、不具合報告やリリース、ドキュメント更新は商業主体に依存していません。これも同種のツールが長く使われ続けている理由のひとつです。

更新と配布の仕組み

サイト内のダウンロード入口は、バージョン一覧を通じて現在のリリースファイルへ動的に解決されます。一覧はデプロイ層が管理しており、ページ自体はインストールパッケージをキャッシュしません。クライアント側の更新は、それぞれの内蔵チェック機能やリリースチャネルが行います。コアとクライアントのバージョンは独立しているため、個別にアップグレードできます。サブスクリプション内容の更新はまた別の経路です。配布元がサーバー側でノードを追加・削除し、クライアントはサブスクリプションに設定した間隔で取得するため、ローカルで設定を手動編集する必要はありません。

ドキュメントと用語の一貫性

サイト内のチュートリアルは、結論を先に示してから手順を並べる構成です。設定例はクライアントの実際の設定項目から引用し、用語は用語解説ページの項目に統一しています。GUI クライアントの画面はバージョンごとに変わるため、ドキュメントではボタンの絶対位置ではなく設定のたどり方を説明します。画面と説明が一致しない場合は、お使いのクライアントのバージョンの設定項目を優先してください。問題診断ページは症状ごとに章を分けており、現象を特定してから該当する章を読む流れになります。

デスクトップ · Windows / macOS / Linux

v2rayN

デスクトップ向け GUI クライアントで、Windows、macOS、Linux に対応。既定で Xray コアを採用し、サブスクリプション管理、ルーティング分割、ログ確認を同じ画面で行えます。

モバイル · Android

v2rayNG

Android 向けクライアントで、Xray コアを採用。サブスクリプションの読み込み、アプリ単位の分割、ローカル DNS 設定に対応し、画面はタッチ操作に合わせたレイアウトです。

モバイル · Android

v2flyNG

Android 向けの V2Fly コア版で、画面は v2rayNG と共通です。古い設定との互換性が必要な場合や、コアの違いを比較したい場合に向いています。

FAQ

よくある質問ピックアップ

よくある4つの質問に簡潔に答えます。分類別の Q&A はよくある質問ページ、体系的な切り分けは問題診断ページをご覧ください。

v2rayN はどのプラットフォームに対応していますか?
デスクトップでは Windows、macOS、Linux に対応し、Android では v2rayNG または v2flyNG を使います。各プラットフォームのインストールパッケージ形式とシステム要件はダウンロードページにプラットフォーム別にまとめてあり、該当するグループを開くとファイルの詳細を確認できます。
サブスクリプションを読み込んだのにノード一覧が空です。まず何を確認すべきですか?
まずブラウザでサブスクリプションリンクを開き、ノードの内容が返るか確認します。次にクライアントの更新ログでエラー内容を確認してください。リンクの失効、取得時のネットワーク不通、返却内容の形式不正がよくある3つの原因です。詳しい切り分け手順は問題診断ページにまとめています。
Xray コアと V2Fly コアはどう選べばよいですか?
既定では Xray コアで問題ありません。古い設定との互換性が必要なとき、あるいは特定のプロトコルのエラーがコアの実装に起因するか確かめたいときに、V2Fly コアへ切り替えて比較します。両コアの用語解説は用語解説ページにまとめています。
ルーティング分割のルールはどこで変更しますか?
クライアントのルーティング設定で編集します。ルールは上から順に照合され、一致した時点で止まるため、直接接続のルールはフォールバックのプロキシより前に書きます。ドメインルールと IP ルールの書き方はルーティング分割の実践記事にあるルールのひな形を参考にしてください。